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親の真価

by Vege Sato

親の真価は、

自分の好きなことじゃなく子供の好きなことをやるときに問われる。

自分のタイミングじゃなく子供のタイミングでやるときに問われる。

自分のペースじゃなく子供のペースでやるときに問われる。

自分の機嫌じゃなく子供の機嫌でやるときに問われる。

自分の疲労度じゃなく子供の疲労度でやるときに問われる。

自分の楽しいじゃなく子供の楽しいでやるときに問われる。

自分の暇じゃなく子供の暇でやるときに問われる。

自分の快適じゃなく子供の快適でやるときに問われる。

自分の気分じゃなく子供の気分でやるときに問われる。

自分の手柄じゃなく子供の手柄でやるときに問われる。

一事が万事その逆は真ではない。

誰だって、自分が得意なことを教えるならできる。好きなことを誘うならできる。良いことがあった直後に笑顔ならできる。疲れていないときに寛大ならできる。落ち着いているときに穏やかならできる。でも、それが自分の親としての本当の価値ではない。

その逆のときにどれだけできるか、どれだけやれるかが、僕のあなたの親としての本当の価値だ。それを勘違いすると、親たちは、自分の能力や貢献度を、大きく買いかぶることになる。

子供はあなたのペースでは動かない。子供はあなたのペースでは笑わない。子供はあなたのペースでは大怪我しない。子供はあなたのペースではいじめにあわない。子供はあなたのペースでは経費を節約しない。子供はあなたのペースでは人生を歩まない。

だからこそ、ときに子供が泣き叫んでも伝えなきゃならないことがあるし、子供が全身全霊で拒否しても向き合わせなければならないこともある。もちろんすべての親は、我が子を泣き叫ばせたくはないし、我が子から拒否されたくはないけれど。それが子供に必要ならやる。それが子供に不必要ならやらない。

と言ってはみたものの、理想通りにはいかないし、判断も間違うことが多いだろう。だけど諦めてはいけない。正当化してはいけない。親のマイペースは、子供の親ペースとなるから。

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